よさ研ニュースレター228号 原宿表参道元氣祭 スーパーよさこい(東京都渋谷区) 

スーパーよさこいは、2001年より原宿・表参道の活性化のため始まったお祭りです。特徴としては、このお祭りが明治神宮への奉納祭として行われているところです。当日は土曜日の演舞開始前に前年の受賞チーム数チームが明治神宮の本殿に向かい、演舞を披露しました。
また、企業とのタイアップイベントが多く開かれていることも原宿の特徴です。今年は日清食品とのコラボレーションでうどんの日本一を決定する「U-1グランプリ」が開催されました。会場はじまん市ステージ前の広場のため、会場では演舞を見ながら食事をする方も多く見受けられました。
原宿口ステージから左に向かうと見えるのがじまん市ステージです。ここはスーパーよさこいの飲食・物販施設が並ぶ「じまん市」の前に設けられたステージです。ステージの前には大きなテントが設けられ、観客のみなさんはここで食事をしながら見ることもできます。じまん市ステージのそばにはNHKストリートが設けられ、土日通してパレード会場として演舞が披露されました。
そして原宿の特徴的な会場なのが日曜日限定の表参道アベニューです。全国的に著名なファッションタウンである表参道を通行止めにし、パレード演舞を披露します。ここでの演舞は一部のチームしか披露できませんが、土曜日のNHKストリートで審査が行われ、上位3チームが追加で演舞できるのも特徴の一つです。
県外からは北は北海道から南は高知まで幅広い地域から参加があるのが特徴です。関東からは東京のチームを合わせて半分強ぐらいと、他のお祭りと比較し、近隣からの参加が少なくなっています。一番の特徴は高知からの参加が全体の2割を占めていることです。これはスーパーよさこいの共催が高知市で、全面的なバックアップを受けていることも大きいでしょう。
また表参道という、日本有数の有名な商店街で演舞を披露することへの誇りもまた踊り子さんには強いのではないでしょうか。観客も多く、より見られることを意識するお祭りなのではないかと思います。
周辺の人口がお祭りの規模に対し少なく、また周辺の区からの参加もそれほど多くないことを考えると、地域を巻き込めず原宿の地とよさこい関係者で盛り上がっているだけのように見えるのも否めません。お祭りとして定着してきた今、方向性を改めて考える時期にあるような気がした、そんな原宿でした。
また、企業とのタイアップイベントが多く開かれていることも原宿の特徴です。今年は日清食品とのコラボレーションでうどんの日本一を決定する「U-1グランプリ」が開催されました。会場はじまん市ステージ前の広場のため、会場では演舞を見ながら食事をする方も多く見受けられました。
☆会場について
会場は全部で5箇所です。開会式や表彰式などが行われるのはJR原宿駅を出てすぐそばにある原宿口ステージです。ここは代々木公園方面へと向かう場合および明治神宮への入口となる会場となっており、足を止めて見る人も多く見受けられました。この会場から木立の中を右に進むと見えてくるのが文化館ステージです。文化館は明治神宮参拝時の休憩所で、前の広場がステージとなっています。原宿口ステージから左に向かうと見えるのがじまん市ステージです。ここはスーパーよさこいの飲食・物販施設が並ぶ「じまん市」の前に設けられたステージです。ステージの前には大きなテントが設けられ、観客のみなさんはここで食事をしながら見ることもできます。じまん市ステージのそばにはNHKストリートが設けられ、土日通してパレード会場として演舞が披露されました。
そして原宿の特徴的な会場なのが日曜日限定の表参道アベニューです。全国的に著名なファッションタウンである表参道を通行止めにし、パレード演舞を披露します。ここでの演舞は一部のチームしか披露できませんが、土曜日のNHKストリートで審査が行われ、上位3チームが追加で演舞できるのも特徴の一つです。
☆チームについて
チームは全部で98チームです。渋谷区内のチームは2,3チームで、それらを含めた都内のチームは全体の3分の1を占めます。活動地区が都道府県レベルでしか書いていないこともありますが、パンフレットを見る限り市町村域で活動しているチームよりも、東京都全域を活動範囲としているチームが多いように感じられます。23区外では町田市、小平市、西東京市などから参加がありました。県外からは北は北海道から南は高知まで幅広い地域から参加があるのが特徴です。関東からは東京のチームを合わせて半分強ぐらいと、他のお祭りと比較し、近隣からの参加が少なくなっています。一番の特徴は高知からの参加が全体の2割を占めていることです。これはスーパーよさこいの共催が高知市で、全面的なバックアップを受けていることも大きいでしょう。
☆よさ研の注目点
原宿が他のよさこいのお祭りと異なるところでは、明治神宮への奉納をするということでしょう。戦後の地域活性化が原点のよさこいでは宗教行事とセットになることは少ないのですが、原宿のような大都市のお祭りでこのようにセットとなることは大変珍しいでしょう。また表参道という、日本有数の有名な商店街で演舞を披露することへの誇りもまた踊り子さんには強いのではないでしょうか。観客も多く、より見られることを意識するお祭りなのではないかと思います。
周辺の人口がお祭りの規模に対し少なく、また周辺の区からの参加もそれほど多くないことを考えると、地域を巻き込めず原宿の地とよさこい関係者で盛り上がっているだけのように見えるのも否めません。お祭りとして定着してきた今、方向性を改めて考える時期にあるような気がした、そんな原宿でした。
( 関東 )
ホームページURL | http://www.yosakoi-harajuku.com/ |
開催開始年 | 2000年 |
開催地 | 東京都渋谷区 明治神宮、代々木公園、表参道など |
今年の開催日 | 8月24・25日(土・日) |
時間 | 10:00〜18:30(24日) 10:00〜17:30(25日) |
今年の参加チーム数 | 98チーム 地元・渋谷区のチームを中心に都内からは23区各地、町田市、西東京市などから、県外からは北海道、埼玉県、千葉県、神奈川県、静岡県、高知県などから参加がありました。 |
踊り子総数 | |
会場数 | 5か所 メイン会場はJR原宿駅よりすぐ |
コンテストの有無 | あり |
開催中心団体 | 原宿表参道元氣祭スーパーよさこい事務局 |